鳶職で見習いから伸びず悩んでる方もいるのではないでしょうか?
鳶職で見習いから伸びず悩んでる方もいるのではないでしょうか?
センスのいい方はすぐ理解でき見習いから職人へ上がって行けるんですが、私自身伸び悩んでた時もあるしいくら教えても伸びてくれない後輩も沢山いました
伸びない人の原因を解明し今後の上達に繋がってくれたらと、私の周りの職長と話してた事を元にアドバイスできたらと思います
先に言っておきますが長く続かなかった人を含め軽く100人以上教えてきた私の後輩を参考にしています。
本記事は上達しないと悩んでる方へのアドバイスを紹介しています
いつまでたっても職人になれない人の特長は?
気が弱い傾向にある
周りに人一倍気が強い人がいるせいなのか状況は分かりませんが誰もがまず会社の利益の為に働いていますよね?利益が少ないと給料も上がりません。
意見や質問を言い出せずに指示を待ってるより勇気を出して聞いて貰った方が利益になります
気が弱そうだけど彼は仕事の時は別人だなと言われるくらい胸を張って仕事して貰いたい!
むやみに考えを押し付ける事は反感を買ってしまうのでいけませんが仕事の為なら周りも協力してくれるはずだし、これを悩んでる人は「それを何で先に言わなかった?」と言われる事の方が多いでしょう。
一気に変わるより少しづつ行動と発言し、いつも黙って指示待ちしてるだけではなく重要な事は発言し会社の利益になるんだと勇気を出すのも会社のレベルアップに繋がります
考えを発言してみて間違っていてもそこで間違いが分かり自分がレベルアップするだけです
属にいうWINーWINの関係です。少しだけ勇気を出してみましょう 😉
難しく考え過ぎている
理解し易いように図面もないアパートの足場組立で例えてみましょう
組み方が分からなくて伸び悩んでる方は難しく考え過ぎています
親綱・アンカーセット・ウィンチ・道具袋等のいつも使用している道具を段取りしておく
組み始める前に横や縦に足場の妨げとなる障害物や出っ張りとへこみがないか確認する
ジャッキ調整の無駄を省く為にできるだけ動かさなくてすむ地面の高さを計算する
壁から30cm以内で組む(ビデ枠なら壁にスケールを当て枠の芯で30cmが多い)
昇降階段を設ける位置を把握する
基本はこれだけです
あとは1800スパンで伸ばしていき曲がり角近くで次の面が壁から30cm以内になるよう途中で1500や1200、900といった調整を入れ合わせていきます
職長が下調べしていればどの面のどの場所から組み始めるか計算してあるはずなので、現地に着いてから調整を入れる場所や何スパンで組み上げていくのかを頭に入れておきましょう
こうやってみると簡単に思えてきませんか?
図面がある場合は見せて貰って調整を入れる位置や組み始める位置を聞きましょう
鉄骨鳶なら最終的にクレーンが出やすくなるように組んでいくのが基本なのでどの柱からどの方向へ流れて組んでいくか聞くだけで理解できるはずです
成長しない人はまず図面を見ません
図面の見方が分からなくても調整を入れる場所だけでも理解しておきましょう
現場職は一度理解できると次から次にコツが分かってきて進歩できます
出来ない後輩をみてるとまずここまで理解しようせずこっちが言わないと図面さえ見ようとしません
ベテランでも確証を持てない時は普通にあり、それは現場や職長によって組み方が違うというところかと思います
足場組立の基準となる法律さえ守っていれば10人が10人共同じ足場が出来ないのが当然なのですから。
その現場と組み立てる際のポイントを作業開始前までに取り入れ、まずは上に書いたここまで理解しましょう!
そしてそこから先はやる気・経験・センスも必要になってきますがここまで出来るようになるのが大切です。
効率の悪い難しく考えないといけないような組み方は誰もしませんよね!それでは 😉