現場作業してるなら職長を目指しましょう
鳶職等のハードな肉体労働では歳を取ってくるとどうしても体力的な限界を感じてくるようになります
なので若い頃に努力して職長クラスの管理職に昇りつめておかないと最悪の場合後輩のペースに付いていけなくなり若い子からも戦力外と噂されたりで転職せざるを得なくなる事もあったりします
実はその職長になるのは難しい事ではありません
将来の自分の為にも是非努力して職長を目指しておきましょう
職長になるには誰にでもチャンスはある
自分で言うのも何ですが人一倍責任感とやる気は若い時からあり動けるだけ動いて分からない事は帰り道の車内や休憩中に先輩によく聞いてました
先輩も頼りない先輩や仕事の進め方で合わない先輩は「この先輩はこういう考えなんだ」と参考程度で聞いておくのも勉強になります
先輩自身も質問されて答えが見つからない事もあるのでお互いに勉強になり共に職人意識が向上されます
一番悪い事は分からないまま放置してしまう事です!
疑問に思う事や理解できない事が出てきたら忘れないうちに聞いてきちんと把握しましょう
自分の得意分野を磨きましょう
体力や力は毎日動いていれば自然についてきますがいくら力が強くても頭のいい人を追い越すのは難しいです
例えば力のある人が一生懸命資材を担いで運んでるのを自分はフォークリフト等の重機で運べば早いですよね?
私も資材運搬は持てるだけ運ぶのを心掛けてて力は自信ある方だったんですが頭が切れる見た目ヒョロヒョロの先輩を追い越す事はできないし頭が上がりません
ここはこうした方が早いし楽やろ?
と言われその一言で終わりです・・・・
例えば単管の吊り足場は見てると簡単そうなイメージですがきちんと理解できてない人には組み始める事ができないと思います。
どう組み始めるのか躊躇してる間に最後まで理解できてる人は足場を伸ばしていってる事でしょう
勿論職人は力があればあるだけ有利ですが頭脳も大事なのです
最適な手順と段取りは現場で磨くしかありませんし独学で技術を習得できる程とび職は甘くありません
仕事仲間とコミュニケーションを取りきちんと質問できる環境を作るのも忘れないで下さい
それでも頭を使うのが苦手ならば力を付けパワーで差をつけるよう得意分野を磨くといいです♪
資格は必須です!取れるだけ取りましょう
一般の会社ならばとび職に最低限の資格は取らせて貰えます
・足場の組立等作業主任
・玉掛け技能資格
・とび技能士(できれば1級)
・フォークリフト
・高所作業者
・職長安全衛生責任者
他にも鉄骨を触るのなら建造物等の鉄骨組立や1人前になればクレーン組立解体、工事用エレベーター組立解体の資格も必要ですが現場作業するなら上に書いた最低限のこの資格は早目に取得して欲しいところです
資格さえあれば万が一転職する時にとても有利になりますし資格がなければ仕事を任されるチャンスも減ります
給料も上がるしフォークリフトは持っていれば年齢や病気で引退しなければならなくなっても後々工場勤務等でも役立ちます
職人やるならいつか自分の現場を持ちたいですよね?
そして歳を取っても管理職でドタバタ走り回る事もなくなります
いつかくるチャンスを掴む為にも日々準備をしておきましょう
それでは怪我だけはしないようにご安全に!