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【足場の組立て等作業主任者】資格を最短で取得する方法とその詳細

足場の組立て等作業主任者の資格を最短で取得するには?

高さが5M以上の足場の組立てや解体には必ず資格が必要と法令で定められています

足場は手が届かない高所の作業をする為には必要不可欠となっており建設業の多くの方がこの足場を使用しています

そんな足場の資格は鳶職の専門資格と思われがちですが作業監督者にもこの資格は必要であり大工さんや塗装屋さんまで足場の組立解体をする方なら誰もが必要な資格です

5M以上に設置された邪魔になった足場を解体したり届かない場所へ足場を継ぎ足したりする際にもこの資格が必要となります

 

ちなみに普通のビデ枠足場だと

手摺枠込みで枠が縦に3つなら作業床が2段目になり約3.5Mなのでセーフ

手摺枠込みで枠が縦に4つなら作業床が3段目になり約5.2Mなのでアウト

このように現場では5M以上の足場が必要な場合も大変多く、大工さん・塗装屋さん・設備屋さん・解体屋さん等の業者の方も足場の資格が必要になる方も居るでしょう

 

足場の資格は2種類存在し簡単に取得できる特別教育とその上位の技能資格が存在します

本記事では足場の組み立て解体をする際に必ず必要な足場組立作業主任の資格を紹介しており職業訓練学校卒業等の特殊な方法以外で一般の方が最短で取得する方法と詳しい内容を鳶職以外の方にも分かり易く説明しています

足場の組み立て等特別教育

こちらは簡単に取得でき6時間程の講習のみで取得可能です

 

作業主任資格と違い足場作業の指示を出したり監督はできません特別教育でも高さ5M以上の足場やつり足場の組立解体を行える事が可能になります

 

受講資格は

年齢が18歳以上であれば可能!

と18歳以上の方なら実技も筆記も無い講習のみで誰でも簡単に取得する事が可能でしょう

 

現場監督等の指揮者や鳶職以外の方はこの特別教育だけあれば十分です

 

これで現場を管理している監督さんの承諾は必要ですが5M以上の足場でも足場の組立解体が可能になります

(勝手に自己判断足場をいじる事はトラブルの元になりかねませんからね)

 

鳶職の方はまず特別教育の取得から

残念ながら年齢が18歳以下の方は足場の組立解体作業は禁止されており手元のような補助業務しかできないと法令で定めされています

足場業務に携わる経験が3年必要

18歳未満は取得不可能

といった理由から21歳未満の方は技能講習の受講資格が無いという事になり21歳まではこの特別教育を受講し作業しなくてはいけない事になります

 

費用は現在8000円程となっています

職業訓練指導員免許を受けた者やとび1級、2級の技能試験に合格してる者は技能講習の受講が満20歳から可能となっています

 

足場の組立て等作業主任者技能講習を最短で取得するには?

上記にも書いた足場業務に携わる経験を3年以上し満21歳になれば作業主任者の技能講習を受講する事が可能となります

先にとび2級試験を修了していれば満20歳から取得可能になりますね

 

この資格を取得するには

①足場の組立等特別教育を取得

②2年の実務経験を終え満20歳でとび2級資格を取得

③足場の組立て等作業主任者の資格を取得

というのが足場の組立等作業主任者の資格を最短で取得する方法となるでしょう

 

鳶1級や2級の資格取得条件やとび職が他に必要とするクレーンや高所作業車等の資格の詳細もこちらの記事にまとめています

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足場の組立て等作業主任者技能講習

上記にも書いた満20歳でとび2級資格を取得しているか満21歳で足場に関わる作業を3年以上経験していれば特別教育の上位にあたる足場の組立て等作業主任者技能講習を受ける事が可能になります

 

無事合格すると

足場の組立て解体における指示や監督が可能となります

 

2日間の講習の後、最後に学科試験があります

費用は8000円から1万円程ですが受講場所によって変動するので受講前に各自確認しておきましょう

 

これで無事足場の組立て解体の指揮もできるようになり次は職長や国家資格のとび1級を目指すようになると思います

建設業界も資格は法令で定められ年々厳しくなってきており受講時間も延びてきてるので出来れば早く取得しておくといいでしょう

以上足場の組立て解体作業に必要な足場の組立て等作業主任者資格を1年早く取得する方法とまとめでした

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