溺れてる人が助けを呼ぶのは不可能に近い!
よくドラマで溺れた人が助けを呼ぶシーンがありますが実際溺れてしまうと助けを呼ぶのはとても困難で不可能に近いでしょう
これは「本能的溺水反応」と呼ばれ、呼吸をする事に精一杯になり人が考えるより静かに溺れていってしまうのです
特に子供には気を付けて欲しい事で保護者が「何かあってもすぐ気づくだろう」と目を離してるといつの間にか溺れてしまってたという事にもなりかねません!
夏も近づいてきて気温も上がり海や川に家族で遊びに行く方も増えてきます
しかし残念な事に海や川がある地元では毎年水難事故のニュースが後をたちません
川は浅いから事故も起こりにくいと認識しがちですが川も海同様に危険という事を理解しておきましょう
勿論海も潮の流れがあるので怖いのは確かですが川の怖さも知っておく事が大事です
川の怖さ
過去の例と子供の頃から河童のように海や川で遊んできた私の経験を元にまとめました
① 海は塩分で体は浮くが川は塩分が無いので浮きにくい
海より川の事故が多い理由の多くはこちらです
浮力が少ないから溺れやすくなります
そして海では溺れてもジーッとしてたら比較的早く浮いてこれますが川だと浮力が少ないので中々浮いてこれません
② 川の流れは強弱が激しい
川は一見穏やかに見えても潜ってみると水流が激しくなっている場所があります
子供の姿が消えて急いで探しても見つけられない理由にもなります
③ 水温が冷たい
川の水温はとても冷たいです
徐々に体温が奪われ気が付いた時には体の自由が利かなくなる事もよくある事です
私も市が開催する水泳大会に選抜で出場したにも関わらず水温の冷たさで体がこわばりプールの真ん中で溺れかけた経験もある程です
(クロールの競技だったのに平泳ぎするのが精一杯でした)
大人の方もこのような状態になる可能性があるので特に気を付けたい事といえます
④ ついつい奥へ行ってしまう
海は奥へ行く程深い事がすぐ理解できるので沖へ行く事も少ないですが川は基本幅が狭く対岸も見えるせいか安易に奥へ行ってしまいます
浅いと思ってる川も気が付いたら足が届かない!なんて事も・・・
これは子供に多い事なので事前に深さを大人が調べておきたいですね
水難事故を予防するには?
万が一の時に救援して貰える事を考え、ある程度人が近くに居る場所で遊ばせてあげましょう
子供達だけで行かせず、出来れば保護者を一人は同伴しておきたいですね
体温が低下し過ぎないよう適度な休憩は取りましょう
毎年我が子と同じ世代の悲しいニュースを聞くと悲しくなってしまいます
これから暑くなり川や海で遊ぶ機会も増えますが事故だけは起こさないよう親もできるだけ子供に川や海の怖さを教えておいてあげましょう