工事現場 管理職

工事現場で職長が作業しない理由

みんなと同じように作業すると損をする場合が多い

従業員の方は職長がみんなと同じように作業しないのを不思議に思う事もあると思います

これにはきちんとした理由があり、職長経験の長い私も実感しています

小さな現場だと必要性は下がりますが大きな現場だとみんなと同じように作業していては会社が損をする場合が多いのです

今回は現場における管理職(職長)の普段はみんなから見えない仕事を紹介します

職長も決して楽をしようとして詰所に座ってるだけではない事を知っておきましょう

職長の仕事

 

材料を計算し手配する

監督さんがやってくれる現場もあるが監督さんも他の仕事があり忙しいのでこっちが必要な材料を計算する事で頼りにされる

(頼りにされると次の現場が出たら任そうという事にも繋がる=セールス)

専門職(職人)には自分達の組み方もあるので材料が足りなかったり余ったりするリスクが減る

(余った資材の片付けの手間や不足してる材料待ちの時間が省ける)

 

他の職種の職長と会話して親交を深める

ただ詰所を通りかかったら他の職長や職人と楽しそうに会話してる場面を見た事があるでしょう

実はこの会話も自分達の仕事を有利に進めるのに必要な事なのです

例えば朝1番でクレーンを使って荷上げしたいのに仲が良くないと譲ってくれない事もあります

材料の荷上げ待ちの時間が短縮される事もあるのです

意図しない作業でこっちが準備してない道具を他の職長さんから借りれる事もありますね

 

監督さんと親交を深める

上は他の職種の職長さんですがこちらは監督さんでとても重要です

監督さんと仲が悪いと常用のお金をケチられたり最悪出してくれない事も普通にあります

(作業員1人分の日当分を取れない事は普通にある)

逆に多目にくれる場合もあるので監督さんと親交を深めておく事はとても重要!

 

第3者として作業を見守る

管理者として離れた所からみんなの作業を見る事で危険な作業や効率の悪い作業に気付く事もあります

次の作業場所へ移動する際も先回りして必要な道具や機械を前もって段取りしてるでしょう

下調べもとても大事で現場を見に行く暇が無ければ必要な道具が足りなかったり材料を置けなかったり様々な障害が起こってしまう事もある

 

まとめ

こうやってみるとみんなの見えないところでみんなの知らない仕事をしてるのが分かってきますね

ただみんなと一緒に作業しない職長でこのような事をきちんとしてくれない職長はただのサボりかもしれないのでご注意を(笑)

以上、工事現場で職長がみんなと一緒に作業をしない理由でした!

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