現在は建設中の建物があるので仕事はあるが本当にヤバいのは来年!?
2020年12月現在も新型コロナの影響によって不景気が続きニュースでも毎日のようにリストラ問題が報道されております
現在は建設業界も何とか持ちこたえていますが「これ以上不況になってしまったら一体どうなってしまうか?」と不安になっている方も居るのではないでしょうか?
今は建設中の建物があるのでまだマシですがこの先まだ不況になってしまう会社が増える来年に建物を建てる企業も減る事が予想され、私のような鳶職人に限らず建設業に関わる他の職種の方も是非注目しておいて欲しい内容となっています
30年程前にバブルが弾け日本全体が一気に不況となってしまった時代を経験した私が当時の状況と照らし合わせて解説していくので参考にして下さい
不況に備えておく必要があります
新型コロナの影響がこの先どこまで伸びてしまうかは私が専門家ではないので分かりませんが建設会社が不景気になるとどうなるのかは経験してるので分かります
現在貴方が在籍している会社が危機に陥ってなくても今後経済が更に悪化してしまった時の為に備えておく必要はあるでしょう
まずバブルとは何か知らない方の為に簡単に説明しておきます
バブルとは?
・文字通り「泡」という意味
・簡単に説明すると株、土地、建物、絵画などの資産価格が実際に無い物が価値があるかのように投機目的で上がり続け、最終的には価値が無いのでパンクしてしまう会社が続出し日本経済も大打撃を受け不況に陥ってしまった
・バブルが弾けた、バブル崩壊とも呼ばれる
その結果建設業界も不況になってしまい仕事も急激に減ってしまったのですが今は当時と似た現象が見受けられます
建設会社は不況になるとどうなっていくのか?
私は鳶職ですが大工さん鉄筋屋さんといった他の職業の方も同様、不況になった当時はこのような現象が起こっています
・小さい会社は仕事が無くなり潰れてしまう
・応援へ行く会社も不景気になるので厳しくなる
・休みが増える
・鳶職は土工の仕事や鳶と関係の無い仕事も増える
・大きな会社も潰れなくても給料や待遇は減る
・安くても仕事を取らないと飯を食べていけないので暫く単価は下がったまま
このように変化していき私が当時勤めていた会社は潰れはしなかったけれど給料と待遇が大幅に減っています
仕方ない事ですがボーナスがあったのに無くなったのは相当痛かったですね
職長さえも?
職長は現場の管理もあり重要な立場なので影響を受けないと思いがちですが真っ先に影響を受けたのは職長でした
その理由は「職長は給料が高かった」からです
噂では当時日当を23000円貰ってた職長が日当19000円に大幅ダウンされ、ボーナスもカット・・
その結果夫婦仲が悪くなり嫁さんが家出し最終的には離婚しています
当然転職する人も居ました
仕事が減り休みが増えた為に生活が苦しくなり転職してしまう人も居ました
給料が下がっても安定した仕事に就く事も大事なので転職するという選択肢も十分あるでしょう
マンションも買う人が居なければ建たない
コロナが落ち着いて景気が戻らないと将来が不安になり家やマンションを買う人が減少してしまいます
逆にリストラに遭ってしまいローンの支払いができずに売却を考えてる人も居るはず・・
また、銀行からお金を借りて新築のマンションを建てて部屋を売るという事を繰り返している言わば自転車操業の会社も知ってますがこの先どうなっていくのか心配です
この時期に家やマンションを購入できるのはコロナの影響を受けない人達と思いますがそれ程居ないはずですからね
公共工事を請けている会社はまだマシ
市や県から受注できている会社はまだマシで安定してた方でした
道路や側溝を作ったりするのは市民にとって必要な事なので仕事が無くなる事がほぼ無いからです
それと新築の病院のように完成までに長期間を要する現場があると安心できますね
まとめ
施主の方や企業も破産しない限り工事をストップする事は無いはずなので今は現場も動いていますが多くの企業が大打撃を受けた今後が心配です
データを発見できなかったので詳細を書けなかったのですがリストラに至ってはバブル崩壊した時より現在の方が多い気がしています
なのでコロナが落ち着くまで万が一に備えて節約しておく事をオススメします
以上、経済が不況になった時に建設会社に起こり易い現象の紹介でした